バレイヤージュカラーとは? 特徴や魅力を人気タイプから徹底解説

〜目次〜
- 1. バレイヤージュカラーとは?
- 2. 実は様々なデザインがあるバレイヤージュ
- 3. スクウェアバレイヤージュ
- 4. ラインバレイヤージュ
- 5. ハイライトバレイヤージュ
- 6. シャドールーツ
- 7. ハイライトとの違いは?
- 8. ストレートでも立体感を出しておしゃれ感をアップ
- 9. 頭皮への負担が少なく、メンテナンスが楽な理由
- 10. 美容室選びの注意点
- 11. まとめ
一度は試したい憧れのバレイヤージュカラー! 外国人風のカラーの美しさ、自然な立体感を楽しめるデザインカラーが人気の秘訣♪
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バレイヤージュカラーとは?
バレイヤージュの語源はフランス語で「ほうきを掃く」という意味で、髪の表面にほうきの掃き後をつけるように、カラー剤を塗布していくカラーリング手法のことです。
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実は様々なデザインがあるバレイヤージュ
バレイヤージュは髪の表面を毛先に向かって、ぼかしながらカラーを塗布するので、ハイライトより自然な仕上がりになります。通常はバレイヤージュのみで仕上げることは少ないため、ハイライトとの組み合わせが主流となっています。人気タイプのバレイヤージュを簡単に解説すると、髪の毛の中間から毛先までブリーチで明るくした後に、根元にかけてハイライト(スジ感)をぼかしながら入れるタイプです。イメージ的にはグラデーションカラー+ハイライトといった感じです。
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根元や中間に明暗があるので、髪が伸びても根元部分が目立ちにくく、自然な立体感も演出できるのでショートヘアからロングヘアまで人気が高いです。このように、様々なデザインがあるバレイヤージュ! 今回は人気の4タイプを紹介します。
スクウェアバレイヤージュ
グラデーションカラーの積み重ねでつくるタイプのバレイヤージュで、V字バレイヤージュと言われる1番オーソドックスなタイプです。特徴は馴染みの良さで、巻いたときに束感が出るので普段、髪を巻く人はこちらがおすすめです。コントラストが少なめで派手すぎないデザインなので初心者の人にもトライしやすいです。
ラインバレイヤージュ
ハイライトとグラデーションの積み重ねでつくるタイプのバレイヤージュ。特徴はトップからのスジ感がしっかりアピールされています。根元のハイライトから毛先のグラデーションへと繋がるイメージで、1番人気のバレイヤージュです。スクウェアに比べてメリハリがあるので、明暗をハッキリアピールしたい方におすすめです。
ハイライトバレイヤージュ
ハイライトをメインでつくるバレイヤージュ。特徴は暗い部分と明るい部分がハッキリ見えること。かなりコントラストがつくので、ストレートスタイルやボブスタイル、外ハネボブスタイルなどストレート派におすすめです。
シャドールーツ
全頭をブリーチした状態からスタートする少し特殊なバレイヤージュ。根元近くは暗めにしますが、明るく残す部分が多いので、グレージュ系、シルバー系など、かなりハイトーンにしたい人におすすめです。スジ感のコントラストではなく、根元と毛先にコントラストがつくためグラデーションカラーに近いデザインになります。
ハイライトとの違いは?
こちらがハイライトを入れたデザインカラーです。ハイライトとバレイヤージュのデザインの違いは、ハイライトは髪の表面や内側にスジのように細目の線をはっきりと入れるのが特徴です。
ストレートでも立体感を出しておしゃれ感をアップ
ストレートの人でもバレイヤージュなら動きのあるスタイルに変身できます。いつもワンカラーのストレートの人も立体感をつけてグッとおしゃれ感をアップ♪
頭皮への負担が少なく、メンテナンスが楽な理由
バレイヤージュは根元からカラー剤を塗布しない手法のため、頭皮への負担を軽減できます。また、デザインによって異なりますが、ブリーチや明るいカラーを入れる場所も部分的なため、髪への負担もダブルカラーより少なくなります。メンテナンスが楽な理由として、バレイヤージュはカラー剤を塗布する部分と塗布しない部分をキレイにぼかすように塗っていく手法なので、根元がのびてきても通常のカラーより目立ちにくく、だんだんと色落ちしていく経過もキレイに楽しめるということです。
美容室選びの注意点
バレイヤージュは普通のカラーリングとは違い、ハイライトがメインのパターン、グラデーションがメインのパターン、ハイライトとグラデーションを組み合わせるパターンなど様々なパターンがあります。「どんなパターンにしたいのか?」「どんなデザインが似合うのか?」など、自分で決めるのは難しいかもしれません。
また、バレイヤージュをオーダーしたら「仕上がりがムラになってしまった」「バサバサして傷んだように見える」など失敗した例も聞いたりします。そのため担当する美容師がハイライトやグラデーションといった技術に優れていることや、ブリーチをする際に髪へのダメージを最小限に考えてくれる美容師をおすすめします。納得の仕上がりになるように、美容室選びは事前にInstagramやサロンのホームページなどを見て、デザインカラーが得意な美容師さんを見つけ指名して予約をしましょう。
まとめ
いろいろなデザインが楽しめるバレイヤージュはいかがでしょうか? もっと自然な仕上がりを希望の人には話題のエアタッチ(エアータッチ)という手法を組み合わせることも可能です。エアタッチは「ぼかす」「なじませる」といったカラー手法で、派手にならず自然な仕上がりになります。
たとえば、スクウェアバレイヤージュ+エアタッチやラインバレイヤージュ+エアタッチなどバレイヤージュと組み合わせることで自然な明暗がつくられ、洗練された大人女性に人気のデザインです。初めての人や、落ち着いた色味が希望の人には、暗めのカラーでハイライトを控え目のオーダーをすると良いですね。逆に「メリハリをつけたデザインにしたい!」という場合は、ラインバレイヤージュやハイライトバレイヤージュでトップからのハイライトをしっかり出し、今季注目のヘアスタイルを楽しんでくださいね!