新しい働き方 第2弾 フリーランス
最近、「フリーランス」と言う言葉を美容業界でも聞くようになりました。
以前はヘアーメイクさんの世界でよく聞いた言葉のような気がしますが、美容師さんもフリーランスという働き方をし始めています。まず自分の指名顧客を持った美容師さんは業務委託をしている何件かの美容室と契約を結びます。そして、予約の入る時間にお客様にとって便利な美容室(家から近い、勤務先から近いなど)一面を借りて施術するという働き方です。
僕の会社が主催するヘアーショーに2年前にゲスト出演してくれたSHOHEIさんが、この形に近い働き方をしていましたね。お会いした頃は全国の美容室を回りYouTubeに動画を配信するというユニークな発想でした。
本来は指名のお客様を、契約している美容室、または知り合いの美容室(こちらは保健所に登録が必要です)で施術するという形です。
面貸しという場合もありますし、シェアサロンという形もあると思います(シェアサロンに関しては次回詳しくお伝えします)。
売上の何%かを美容室に払う形もありますし、売上の歩合を美容室から貰うという形もあると聞いています。この部分はあてにならないので、どなたか詳しい方がいたら是非教えてください。
〇フリーランスのメリット
好きな時に、好きな地域の美容室で働ける ⇒面貸しとは、ここが大きく違うところですかね?
契約にもよりますが収入が大きい ⇒ここも個人事業主でやるので経費計上等ができる。
〇フリーランスのデメリット
決まった美容室、決まった時間に働いていないので、集客が厳しい。集客サイトでも個人では載せられないケースが多い。将来的に、このような理由により売上が維持しにくい。まだシェアサロン的な美容室が少なく、一部の美容室でしか働く場所がない。
一時的には、魅力的な働き方ができますが、継続するためには課題が山積みのような気がします。
お客様に対する保険の問題は? 売上に対する責任は? 個人? それとも美容室?
お給与の問題、管理は誰がどうしていくのか?
たくさんの問題点があります。
また、最近こんな情報を聞きました。
フリーランスの美容師さんが、施術が受けられるチケット(先払いの回数券のようなもの)をお客様に買わせておきながら、その後美容師さんに連絡がつかなくなってしなった・・・という話です。
同じ美容業界として、とても悲しく、残念な話しです。これは故意にやっていたら犯罪です。決してあってはならないことです。
願わくば美容師さん、美容室、お客様がしっかりと確認をし、誰もが嫌な思いをすることなく美容業界が誤解されないようにして欲しいと思います。
以上はあくまでも僕の個人的な見解ですので、詳しく分かる方がいましたら情報交換をお願いします。