スタイリストの売上アップの秘訣を紐解く
マスクの着用も緩和され、
いよいよ普段の日常が戻ってくる感じがしています。
しかし、世界を見ると大きな銀行の破綻など、
まだまだ経済的には思わぬ事態が起きる可能性を否定できません。
ただ、世界情勢に目を向けて不安がっていても何一つ変わりません。
常に自分ができること、目の前にあることを精一杯やることが、
不安をなくし、未来をつくり、悠々と生きていけるのではないでしょうか。
前回はスタイリストの売上を上げる要素を書きました。
今回はそれらを1つずつ紐解いていこうと考えています。
1.伸びる環境を意図的につくる
・人はどんな環境にいたら頑張れるのでしょうか
・どんな人たちがいたら頑張れるのでしょうか
・どんな条件があったら頑張れるのでしょうか
これらを少し考えてみましょう。
2.目標を持つことから始める
1番良いのは、働いている環境の中(サロン・会社)に
「目標となる人」がいると分かりやすいのですが、
それが見つからないようであれば他店の人と交流したり、
あるいはセミナー等に参加して
「同じ目標」「同じ志」を持つ仲間の中から、
メンバーを募ってグループをつくることも良いと思います。
人数的には15名前後だと、お互いに、顔や名前、
今の環境等を覚えるのに適していると思います。
できれば、そのグループの中にある程度、
特化した数値を持つ人が、オブザーバーでも良いので参加すると
いろいろなイメージをしやすくなり、
良い結果がつくれると考えています。
3.自分の立ち位置を知るために数字を明確化
- 主担当数
- 主担当売上
- 指名数
- 指名売上
- 特殊係数
- パーマ、カラー、トリートメント比率
- 店販売上
4.目標となる数字を明確に
現状を考えずに、自分がチャレンジしたい絶対的な数字を指します。
まずは概念を外していくことがとても重要になります。
例)
- 現 状・・・主担当売上 50万円
- 目 標・・・主担当売上200万円
これを細分化して、達成できるイメージをつくります。
5.達成した時、自分が手に入れたいものを決める
分かりやすいのはお給与ですが、本当はお給与をたくさん取り
収入が増えたら「何がしたいか?」「何ができるか?」が重要です。
例)車を買いたい
具体的な車種・色・価格
例)家族と温泉に行きたい
どこの温泉・どの宿に・何泊で・かかる金額
6.どんな人を笑顔にできるか、喜んで貰えるか
人は自分のためだけでは、頑張れません。
やはり自己重要感を持てるために、
「周りの人のためになっている」という自覚が必要です。
子供、兄弟姉妹、両親、彼女、彼氏、先輩、後輩、仲間
自分が数値を上げることで、多くの人を幸せにするということを理解してください。
7.「絶対実現しよう」とする強い意志
これは初めから持つ人は少ないと思います。
やりながら数字が上がり、少しずつ自信が持て、
その中から「実現したい」「実現しよう」と徐々に意志が強くなっていきます。
まずは以上をベースに、一つ一つを明確にして
会議の中で確認をしていきます。
そして、確認、点検、行動を繰り返し続けていくことで
半年後には素晴らしい成果が出てきます。
最後になりますが、成果を出したときの褒賞が大切です。
オーナーの皆さんは、これを必ず約束してください。
それができれば間違いなく実現します。