外国人の雇用

元号が令和に変わりました。
この時間を海外から見ていました。

天皇制も宗教も本当は当たり前に大切なものですし、守っていかなけらばいけないものだと思います。
国も、会社も、家もやはり長がいて、それを敬い、そして弱いものを守っていく。
そんな思いがお互いを大切にし、繁栄させるのではないかと感じています。

数年前から海外に何か美容関連の事業ができないか?と考え、ずっと視察を繰り返しています。

最近はもっぱら、人財を日本に派遣することができれば、日本の国が活性化し、理美容業界が時代の覇者になれるのではないかと、いろいろな国を回っています。

今回はマレーシアに来ていますが、前回のタイと同じようにもの凄い成長で驚いています。

高層マンションがどんどん立ち並び、自動車も大渋滞。皆さんが、ファッションを楽しんでいます。

マレーシアは不思議な国で、いろいろな宗教の人々が上手くお互いを認め合い暮しています。アジアにはやはりお互いを尊重しあえる文化があるのかもしれません。

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本題に入りますが、現実的には美容師を海外から受け入れるには様々な問題があります。まず一つ目は、言語の問題ですが、これは日本語学校を卒業していれば解決できると思います。現地でスクールを作れば、技術的なこと、最低必要限度の言語の問題はクリアできます。

二つ目は、入国管理局の問題です。現状では理美容師には許可が下りないと聞いています。今後は日本も外国人労働者を受け入れていく方針なので、可能性が出てくるかもしれませんが、まだしばらくは時間がかかりそうです。

三つ目、最大の問題点は理美容師法の問題です。これは根本的なことから考え直さないと、現在の法律では海外から理美容師さんを日本に派遣し仕事に従事させるのは無理だと思います。ですから僕も、理美容師ではなく他の職種で海外からの人財を採用できないか模索中です。例えばネイリスト、ドライスパニスト、エステシャン、リフレクソロジー等々。

美容関連に対して分業化をし、理美容師資格がなくてもできる職種を新たに作り上げていけば、外国人を雇用できる可能性はあると感じています。

それと同時に、海外に日本発信の何かを作り上げていきたいと思います。何となく今回の視察で少し見えてきた手ごたえも感じています。

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