夏のおすすめ！炭酸シャンプー

きめの細かい泡がモコモコと出てくる炭酸シャンプー！
ジメジメとした日や、暑さで汗をかいた日には頭皮を「サッパリしたい！」「スッキリさせたい！」という思いで炭酸シャンプーを好む方も多いのはないでしょうか？

これからの暑い季節には清涼感のあるメントール成分入りの炭酸シャンプーが特に気持ちいいですよね！
健康な頭皮こそ、髪を元気に健やかにしてくれる土台です。
頭皮や髪のハリコシ・ツヤ感に悩みを抱えている人にもおすすめです！

炭酸シャンプーのメリットは？

炭酸濃度って何？どうやって選べば良い？

炭酸シャンプーの炭酸濃度は、ppm（パーツ・パー・ミリオン）という単位で表されます。
ppmは「100万分の1」を意味し、炭酸ガスが水に溶け込んでいる量を示します。
炭酸濃度が高いと、炭酸シャンプーの洗浄力も高まります。

美容室の炭酸ヘッドスパでは、通常1,000ppm以上の炭酸濃度が使用されており、高濃度の炭酸シャンプーは5,000ppm以上の濃度を持つことが一般的です。
ただし、濃度が高いからといって必ずしも良いとは限りません。
頭皮の汚れをしっかりと落としたい場合は、炭酸濃度の高めの炭酸シャンプーを選ぶことをおすすめします。

一方、頭皮をやさしくケアしたい方には炭酸濃度が低い炭酸シャンプーを選ぶのがポイントです。
一般的には、1,000ppm以上を基準に、今の頭皮の状態に合った炭酸濃度を選びましょう。

炭酸シャンプーを使うベストな頻度とは？

炭酸シャンプーは通常のシャンプーと比べて洗浄力が強いため、毎日のシャンプーとして使うと頭皮や髪の毛にダメージを与える可能性があります。
炭酸シャンプーは頭皮の特別なケアとして使用することに適しているため、週に1度～2度程度の頻度で使用することがベストです。

特に、頭皮の乾燥が気になる方や、敏感肌の方には、炭酸濃度が1,000ppm程度の炭酸シャンプーを選ぶと良いでしょう。
週に1度使用して、頭皮の状態を注意深く観察してみてください。
2〜3週間使用してもベタつきや臭いが改善されない場合は、炭酸シャンプーの使用を3日に1度に増やしたり、濃度の高い炭酸シャンプーに変えてみるなど調整してみてくださいね。

もし、頭皮や地肌に異常を感じた場合は、すぐに使用を中止し、必要に応じて医療機関を受診することをおすすめします。

効果的な炭酸シャンプーの方法①

炭酸シャンプーを乾いた頭皮や髪に直接使用すると、摩擦により地肌を傷つける可能性があります。
そのため、炭酸シャンプーを使用する前に、まず頭皮や髪をプレシャワーリング（湯洗い）でしっかりと濡らすことが重要です。

２分以上シャワーを当てながら流れるお湯で、髪をこすらずに頭皮をやさしくマッサージするようにしてください。
この丁寧な湯洗いによって、髪や頭皮の汚れの70%を落とすことができますし、炭酸シャンプーの泡立ちも良くなります。

効果的な炭酸シャンプーの方法②

炭酸シャンプーは炭酸の泡で毛穴の汚れを浮き上がらせるため、力を入れてゴシゴシと洗う必要はありません。
頭皮全体を優しくマッサージした後は、泡がついた状態で髪をまとめて3分ほど放置しましょう。
この間に保湿成分や補修成分が浸透し、髪がしっとりとしたしなやかさを取り戻すことができます。

まとめ

炭酸シャンプーは一般的なシャンプーと比べて、泡が細かく濃密になっているので、普段使用しているシャンプーでは落としきれていない頭皮の毛穴の汚れや、皮脂の汚れを効果的に洗浄してくれます。
そのため、頭皮のベタつきや臭い、かゆみが気になる人にとって改善効果が期待できます。

ただし、洗浄力が高い分、普段頭皮や髪が乾燥しやすいと感じている方には、必要な皮脂などが過剰に取り除かれてしまい、乾燥を引き起こす可能性があります。

また、敏感肌の人には添加物不使用の商品もありますので、洗浄成分や保湿成分などを注意深くチェックし、自身の髪や頭皮に合った炭酸シャンプーを選ぶようにしましょう。
以上の点を考慮しながら、炭酸シャンプーを適切に使用することで、頭皮の清潔さやトラブルの改善に役立つことが期待できます。