新人研修 はじまりの3日間

新しい環境に足を踏み入れるとき、誰もが少なからず不安を感じるものです。
今回の新人研修も、期待と緊張が入り混じる中でスタートしました。
ムゲングループの新人研修は、技術だけを学ぶ場ではありません。
社会人としての基本や仲間との関わり方、そして美容師として成長していくための土台を整えることを目的としています。
この3日間は、これから始まるサロンワークに向けて自分自身と向き合い、仲間とともに一歩を踏み出す大切な時間となりました。
ムゲングループの新人研修で大切にしていること

新人研修で重視しているのは、「何を学ぶか」だけでなく、「どう成長していくか」ということです。
美容師の仕事は、技術力だけでなく、お客様との信頼関係やチームワークの上に成り立っています。
そのため、コミュニケーション力や思いやり、主体的に行動する姿勢など、人としての土台づくりを大切にしています。
一人で頑張るのではなく、仲間と支え合いながら成長していくこと。
その感覚をこの研修を通して少しずつ身につけていきます。
1日目|社会人としての意識を整える

妙高青少年自然の家に到着しオリエンテーションや自己紹介が進む中で、会場には少し緊張した空気が流れていました。
初日は、社会人としての基本や会社の理念について学ぶ時間です。
学生と社会人の違いを理解し、働くうえで大切な考え方や行動を確認していく中で、美容師としてのスタートラインに立つ意識を整えていきます。
また、あいさつや返事、相手の話をしっかり聞く姿勢など、日々のサロンワークに欠かせないコミュニケーションの基礎についても学びました。
トレーナーの言葉や姿勢に触れる中で、「自分はどこまで本気で向き合えているだろうか」と考えるきっかけになった人も多かったのではないでしょうか。
2日目|自分と向き合い、仲間と支え合う

2日目の朝礼オーディションでは、「本気で取り組むこと」の意味を実感する場面が多くありました。
思うようにいかず、苦しさを感じた人もいたはずです。
途中で諦めそうになったり、自分の弱さに気づいたりした場面もあったと思います。
それでも、その場から離れることなく一人ひとりが最後まで向き合い続けました。
仲間同士で声をかけ合いながら乗り越えた経験は、大きな財産になったはずです。
トレーナーが真剣に関わったのは、厳しさを伝えるためではなく、「自分で決めていた限界を少しでも超えてほしい」という想いがあったからです。
この経験を通して、自分自身の可能性や、仲間と支え合うことの大切さに気づくきっかけになったのではないでしょうか。
美容師として働くために大切なこと
美容師の仕事は、お客様と直接向き合う仕事です。
うまくいくことばかりではなく、悩んだり壁にぶつかったりすることもあります。
そんなときに大切になるのが、今回の研修で学んだ「向き合う姿勢」です。
逃げずに考え、仲間と支え合いながら前に進む力は、これからのサロンワークの中で必ず活きてきます。
今回の経験は、特別な一場面で終わるものではなく、これから美容師として成長していくうえでの土台となる大切な一歩です。
3日目|自信を持って次のステージへ

最終日は、3日間を振り返りながら自分自身の変化を感じる時間となりました。
初日は不安や緊張が見えていた表情も、仲間との関わりや経験を通して少しずつ変化していきます。
「やってみよう」そんな前向きな気持ちが生まれていたなら、それは確かな成長です。
完璧である必要はありません。
大切なのは、この研修で感じたことや学んだことをここで終わらせず、これからも学び続ける姿勢を持ち続けることです。
アンジュグリーンパーク店 松村 大聖
新人研修に今年もサブリーダーとして参加させていただき、ありがとうございました。
2月から練習がスタートし、トレーナー3人はこの2か月間でとても成長し、自信を持って本番に臨むことができたと思います。
しかし、いざ始まると1年生とのコミュニケーションや関わり方が分からず悩み、正解も分からないまま関わってしまった部分もありました。
また、自分自身たちにポテンシャルが足りていないことを自覚していながら、そこに対して十分な準備ができていなかった3人でしたが、この研修を通して関係性を築くことができ、関わり方を知ることができたと思います。
僕自身も、トレーナーそれぞれの課題に対して、どうしたら導いてあげられるのかを教えることが自分の課題だと、今回の新人研修を通して強く感じました。
僕自身も去年の自分を変えることができたと感じていますしリベンジすることもできました。
今年は本格的に亘総リーダーと2人で作り上げていく立場となり、これまで以上にさまざまなことに気づくことができました。
今回得た気づきをしっかりブラッシュアップし、来年へとつなげていきます。アンジュ大豆島店 湯本 愛未
たくさんの先輩方の支えや応援のおかげで、ここまで頑張ることができ、乗り越えることができました。本当にありがとうございます。
トレーナーに選んでいただいた時、嫌だという気持ちは全くなく、むしろワクワクする、楽しみという感情の方がとても大きかったです。
ですが、いざ当日になり、新入社員の子たちと合流して向かう途中も、自分を含め3人ともまだ警戒心があり、会話をしてもなかなか弾まず、1日目の関わりが大切だとずっと言われていたのに、「どうしよう」と最初から不安に襲われてしまいました。
そのままルール説明やセッションが始まり、「このままではまずい」と思い、お昼の時間にたくさん話しかけたり質問をしたりしたのですが、そこでもなかなか会話が続かず、お昼が終わりました。
その後チーム発表があり、チームで集まった時には、全員が「誰かが言ってくれるだろう」「誰かがやってくれるだろう」という空気で、リーダーもなかなか決まりませんでした。
新人研修ではアクシデントはつきものだと言われていましたが、自分のチームでそうなるとは思っておらず、自分自身もどうしたらいいのか分からず、十分に寄り添ってあげることができませんでした。
その結果が、午後の朝礼オーディションで、2回も受けたのに不合格にさせてしまったことにつながったと思います。
チームでミーティングをしたり、不安なところはないか聞きながらやってはいたのですが、自分だけが突っ走ってしまい、1年生を不安でいっぱいにさせてしまっていました。
他店の店長さんからもたくさんアドバイスやフィードバックをいただき、少しずつ調整しながらやってきた後のオーディションでも、「チームとしての団結力が足りない」と言われてしまい、「不安そうな顔をしている」とも言われました。不安なところはないか聞いていたつもりだったので、「なんで?」という気持ちになりました。
でもそこで初めて、今までの人との関わり方、向き合い方が間違っていたのだと感じさせられました。
もっと寄り添わなければいけなかったし、深く知ろうとしていなかったからだと思いました。
最後の練習の前に亘総リーダー、松村サブリーダーからご指摘を受け、チームの1年生のみんなが集まったタイミングで、それまでずっと1年生に聞いているだけで自分のことは全く話してこなかったので、「なぜ自分が合格させてあげたいのか」「なぜ全力でやっているのか」を、そこで初めて自分の思いとして伝えることができました。
話した結果、それに応えようとチームみんなが笑顔で全力でやってくれました。
決意表明で「湯本トレーナーで良かったと言ってもらえるように絶対します」と宣言していたので、そう言ってもらえたことが本当に嬉しかったですし、相手を知りたいなら、まずは自分のことも知ってもらわなければいけないということにも気づかせてもらえました。
この研修ではたくさんのことを学ぶことができ、また新たな課題も見つけることができました。
この新人研修だけで終わらせず、今後もしっかりと今回の研修で学んだ人との関わり方、向き合い方を続けていきます。
新たに出た課題もしっかりクリアできるように、これからの営業に取り組んでいきます。
今回はとても貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。VAN COUNCIL川中島店 齊藤 未奈望
3日間、新人研修のトレーナーとして参加させていただき、ありがとうございました。
今回の新人研修で私は、自分が1年生だった時のトレーナーの先輩が、どれだけ練習をして努力をして、あの研修をつくってくださっていたのかがとてもよく分かりました。
2か月間練習を重ね、1年生の姿をイメージして臨んだ3日間でした。
しかし、いざ1年生と関わってみると自分が思う以上に難しく、うまく伝わらなくてもどかしい思いもしました。
2日目の朝礼オーディションでは1年生はやる気を見せてくれていて本気で取り組む努力をしてくれていました。
ですが、私自身が本気になれておらず、気でやっている“つもり”になってしまっていました。
それを亘総リーダーや松村サブリーダーからご指摘いただき、自分の情けなさから涙もこぼれてしまいました。
ですが、「1年生を絶対に合格させる!」と気持ちを切り替え、本気で取り組むと決めて臨んだ最後の朝礼オーディションで、全員の店長さんから承認をいただき、合格することができました。
オーディションで合格した時、チームメンバー3人がみんな涙を流していて、それだけ本気で取り組んでくれていたこと、達成感を感じてくれていたことが嬉しくて、私も涙が出ました。
夜のプラスのストロークでは、「初めて嬉し泣きをしました」「齊藤トレーナーが最後まで見てくれたからできました」「齊藤トレーナーで良かったです」と言ってもらえて、本当に嬉しかったです。
3日目には、1年生全員の表情が初日とは全く違っていて、柔らかく、どこか自信のあるような表情になっていました。2日目の朝礼オーディションにしっかり取り組めていたのだと感じることができました。
この研修で気づくことができた自分の甘さも、“分かっただけ”で終わらないように、日々の営業でお客様に話しかける際にまず意識していきます。アンジュ大豆島店 佐藤 澪
今回は、新人研修のトレーナーとして参加させていただき、選んでいただき本当にありがとうございました。
今年のトレーナーに選んでいただいたと聞いた時は、嬉しい気持ちでいっぱいでした。
そこから2か月間、決意表明や朝礼発表、1年生に対する教え方や新人研修に向けての心構えなど、しっかり準備をして当日を迎えました。
当日の朝は、今までの成果を発揮できるか少し心配でしたが、それ以上に1年生を成長させてあげられることへの楽しみの方が強かったです。
1年生としっかり関わろうと思い、車内での会話も続けるように意識したり、着いてからの待ち時間もなるべくいろいろな子に話しかけに行きました。
ですが、うまく緊張をほぐしてあげられていなかったなと感じました。
1日目は3日間のルールやセッションが中心でした。
自分の教え方や伝え方がうまくなく、分かりづらかったと反省していますし、何より1度しか正しいやり方を見せていなかったことも、夜の反省会の時に気づきました。
もっと早く気づけていれば、もっと分かりやすく教えることができたと思いますし、なぜできないのかを1年生目線に立って考えるべきだったと感じました。
2日目は朝礼オーディションでした。
1年生に「本気」を出させることを一番に考えて取り組みました。
初めの練習から、声の出し方など本気で取り組んだのですが、松村サブリーダーに「1回目から1年生に求めすぎている。少しずつ段階を踏んだ方がいい」とフィードバックをいただきました。
1年生との向き合い方もしっかり考えつつ一人ひとりに合った教え方や分かりやすい伝え方を考えながら、その後の練習に取り組みました。
1年生一人ひとりが本気で朝礼オーディションに取り組んでくれて、結果として全員合格させることができました。
その後のプラスのストロークの時間では、「澪さんがトレーナーで良かった」「これだけ本気で関わってくれて嬉しかった」とみんなに言ってもらえて、めげずに諦めず、本気で関わりに行けていたのだと改めて感じることができました。
今回の新人研修を通して学ぶことがたくさんありました。
今まで自分が言われてきた、「本気で後輩と関わること」や「自分の無関心さ」など、成長できる部分もたくさんありましたし、反省するところもたくさん見つかりました。
自分が今回これだけ本気になれたこと、この気持ちを忘れずに、さらに良い方向へ向かえるように明日からも取り組んでいきます。
まとめ
新人研修は、新入社員が社会人としての第一歩を踏み出すための時間であると同時に、トレーナーにとっても自分自身の関わり方や向き合い方を見つめ直す機会となりました。
今回のコメントから見えてくるのは、最初からすべてがうまくいっていたわけではないということです。
関わり方に悩み、思いが伝わらず、もどかしさや悔しさを感じた場面もありました。
それでも、それぞれが目の前の1年生と本気で向き合い、フィードバックを受け止め、少しずつ関わり方を変えていったからこそ、最後には合格や達成感、そして「トレーナーで良かった」という言葉につながっていったのだと思います。
この3日間で得たものは、合格という結果だけではありません。
相手を知るには、まず自分から心を開くこと。
本気を引き出すには、まず自分が本気になること。
そして、うまくいかなかった経験さえも、これからの成長につながる大切な学びになること。
そうした気づきが、それぞれの言葉の中にしっかり表れていました。
新人研修は、ここで終わりではありません。
この経験をアカデミーやサロン研修、そして日々の営業の中でどう活かしていくかが、これからの成長につながっていきます。
今回の3日間で感じた悔しさも、喜びも、気づきも忘れずに、それぞれが次の一歩へつなげていってくれることを期待しています。