「夫が浮気しているかもしれない」「最近怪しい行動が増えた」と感じている方は多いのではないでしょうか。とはいえ、いきなりご主人を問い詰めると喧嘩になってしまい、良い方向へ進むことは難しくなってしまうでしょう。
今回は、よくある夫の浮気兆候11選を紹介したのち、証拠集めの重要性や今後の方向性に合った対処法などを紹介します。
夫の浮気兆候11選
まず、浮気兆候として考えられるものを11個紹介します。
当てはまっているからといって、必ずしも浮気確定とは言い切れませんが、調査を始めるきっかけとして参考にしてください。
家族への態度が変わる
浮気をしていると、誰しも後ろめたい気持ちになるため、それが家族への態度となって現れるケースが多いようです。
具体的には、次のような要素が挙げられます。
- 話す時に目を合わせてくれない
- いつもより態度がよそよそしい
- まるで別人のように優しくなる
- セックスをしなくなる・回数が減る
- 子どもの世話をいきなりするようになる(もしくはしなくなる)
優しい旦那さんを演じたり、普段とは違う行動を取ったりする傾向にあります。
身だしなみに気を使い始める
「おしゃれに無頓着だった旦那が、急にファッションに目覚めた」なども、浮気兆候の一つといえます。
具体的な行動としては、ブランドを身につける、ダイエットを始める、香水をつけるなどが挙げられます。思い当たる理由がない場合、浮気をしているかもしれません。
車が綺麗になる・ガソリンの減りが早い
普段から車を利用するご主人の場合、浮気相手と会う際に車を使うことがあるかもしれません。もしいつもより車が綺麗になっていたり、今までよりもガソリンの減りが早かったりする場合は、次のような点も見てみると良いでしょう。
- カーナビの履歴
- 助手席のシートの位置
- 女性の髪の毛やアクセサリーが落ちていないか
- 口紅がついた吸い殻がないか(喫煙車の場合)
帰宅時間が遅くなる・休日出勤が増える
これまでよりも仕事から帰ってくる時間が遅くなったり、休日出勤や出張が増えたりした場合は、浮気相手と会っている可能性があります。次のようなポイントに注意してみてください。
残業が増える
- 飲みに行く機会が増える
- 1泊以上の出張が増える
- テレワークなのに出社する頻度が増える
家族のスケジュールを把握したがる
妻や子どものスケジュールを把握し、短時間でも交際相手と会おうとする傾向にあるようです。
これまで家族のスケジュールにあまり関心がなかったのに、いきなり気にするようになり、短時間の外出が増えた場合は浮気の兆候かもしれません。
自分のスケジュールは家族に教えない
家族の予定を聞いておきながら、自分の週末や休日のスケジュールは教えない、または曖昧な予定しか教えない場合は、要注意です。
また、休日の外出に家族を連れて行きたがらなかったり、家族が外出する際に自分だけ家に残りたがったりする場合も、ポイントの一つとして注意しておくと良いでしょう。
スマホ・SNSの使い方が変わる
トイレやお風呂など、常にスマホを持ち歩くようになったり、SNSの通知をオフにしていたりする場合は、浮気相手と連絡をとっている可能性があります。
しきりにスマホの通知を確認している、妻の前で返信をしない、女性からの文面なのに差出人が男性の名前になっているなども、注意すべきポイントです。
ただし、スマホを勝手に覗き見すると今後の関係性にヒビが入る可能性が高いため、注意して観察する程度にしておくと良いでしょう。
家族の前で電話に出ない
妻の前で電話がかかってきても出ない場合、浮気相手からの着信という可能性もあります。また、定期的に決まった時間に電話がかかってくる場合も注意が必要です。
そのほか、離れている時に電話をかけても出ない時間帯がある場合は、浮気相手と会っている可能性も考えられるでしょう。
クレジットカードの利用履歴が変わる
浮気しているとお金の使い方が変わるケースは少なくないため、食事代やホテル代などをクレジットカードで決済することも多いようです。
決済履歴を見て用途が分からない項目がある場合は、夫に聞いてみるか、カード会社に問い合わせると良いでしょう。
趣味・嗜好が変わる
相手の趣味に合わせるケースもよく見られるため、突然夫の好みが変わった場合は浮気している可能性があるでしょう。
特に、好きな映画やスポーツ、音楽、食べ物などのジャンルが変わった場合は、浮気相手の影響を受けているかもしれないため、注意して普段の行動を観察してみてください。
夫の浮気兆候が見られたら証拠集めが大切
上記で紹介したような兆候が見られた場合、すぐに浮気を疑いたくなってしまうかもしれません。しかし、浮気確定と決めつけてご主人を問い詰めた場合、もしそうではなかった際に夫婦関係が悪くなってしまう可能性があります。
本当は浮気をしていないのに、疑ってしまったことが引き金となって家庭が崩壊してしまいかねないため、注意しましょう。また、問い詰め方が行き過ぎた場合、逆に罪に問われてしまう可能性もあります。
そこで、浮気兆候が見られたらまずやるべきなのは「証拠集め」です。ご主人を問い詰める場合でも、今後の関係性を見直すにしても、確実な証拠を集めなければ先には進めません。
証拠の例として、主に次のようなものがあると良いでしょう。
- 不倫相手とデートしていることが分かるSNSの投稿
- 不倫相手とのデートで使ったクレジットカードの履歴
- 不倫相手からもらったプレゼントや手紙
- 性行為があったことを証明できるメールなど
- 本人が浮気を認めている動画や音声
- 探偵の報告書や第三者による証言
スマホの中を見れば一目瞭然では?と思うかもしれませんが、勝手にロックを解除して中身を見ると、あなた自身が罪に問われてしまうリスクがあるため注意が必要です。
夫と望む未来に合わせた対処法3選
浮気が確定した場合、あなたはどうしたいのか、次の3つに気持ちが分かれるのではないでしょうか。
- 離婚はせずに許す場合
- 離婚はしなくとも制裁を受けさせたい場合
- 離婚したい場合
それぞれの対処法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
離婚はせずに許す場合
さまざまな事情があり、離婚をせずにご主人の浮気を許したいと考える場合もあるでしょう。その場合、良好な夫婦関係を続けていくために、まずは二度と浮気をしないように誓約書を作成することがおすすめです。
また、浮気を知ってから3年以内であれば慰謝料の請求が可能であるため、後から気持ちが変わるかもしれないことを想定し、証拠を集めておくと良いかもしれません。
離婚はしなくとも制裁を受けさせたい場合
今後を考え、離婚はしないが然るべき制裁は受けさせたいという場合は、浮気相手からのみ慰謝料を請求できます。弁護士に相談したり、浮気を認めさせるための証拠を集めたりする必要があるでしょう。
また、慰謝料請求をしない場合でも、口約束ではなく誓約書などで約束を結びつけると安心です。
離婚したい場合
浮気の事実が発覚し、夫婦関係を続けていくのは難しいと判断したのであれば、離婚するのも方法の一つといえます。
その場合、弁護士に相談して浮気の証拠を集め、慰謝料請求や財産の分与、親権など、離婚に向けた準備を進めていきましょう。
まとめ
今回は、夫の浮気兆候でよくあるパターン11選と、浮気された場合の対処法について解説しました。
今後夫婦関係を続行するかによって取るべき対処は異なりますが、いずれの場合も証拠を集めておくことで手続きを進めやすくなります。もし証拠集めが難しい場合は、探偵への依頼なども検討してみると良いでしょう。