ヘアケアの基本はシャンプーの方法を知ることから
ヘアケアの基本、実はシャンプーから始まっているとご存知でしたか? しかし、日々のご自宅シャンプーを重要視している人は非常に少ないのです。そのため、ほとんどの人が自己流のシャンプーになってしまい、せっかくの美髪を維持できない状態になっています。「今さら美容師さんにシャンプーの方法なんて聞けないし...」なんて思っていませんか?
そんなことはありません。すべての美容師は「お客様の髪がずっと美しい状態でいて欲しい」と心から願って施術をさせていただいています。毎日ご自宅で正しいシャンプーすることにより、髪の汚れが落ちるだけでなく、髪や頭皮がどんどん健康になっていきます。今回は、髪質改善のためのご自宅でのシャンプー・トリートメント方法から、おすすめシャンプーの成分まで基本知識を紹介します。
シャンプー洗浄成分の種類
シャンプーの洗浄成分には大きく分けて3つの種類があります。
\ 洗浄成分の種類 /
- 〇 石油系…ほとんどの市販シャンプーで使われている
- 〇 石けん系…アルカリ成分が髪に残ってしまう
- 〇 アミノ酸系…髪や頭皮の組成に近い成分
市販シャンプーの洗浄成分は石油系がほとんどです。石油系のシャンプーは汚れはよく落ちますが、洗浄成分が強すぎるので髪や頭皮・肌に負担とダメージを与えてしまいます。
ヘアケアの基本ご自宅シャンプー方法
正しいシャンプーすることで汚れが落ちるだけでなく、髪や頭皮が健康になっていきます。ここではご自宅でのシャンプー知識を6つお伝えします。
1.シャンプー前のブラッシング
シャンプー前のブラッシングで髪の絡みをとかし、シャンプーをするときの髪への負担を少なくします。また、ブラッシングにより、頭皮の角質を浮き上がらせ、血行を促す効果があり、頭皮の血液循環を良くします。
2.プレシャワーリング(お湯洗い)
プレシャワーリングとはお湯でおこなうシャンプーのことです。ぬるま湯で2分以上お湯洗いをしましょう。通常のシャンプーと同じように頭皮と髪を洗う感じでおこなってください。美容室でシャンプーをされるとき、頭皮と手のひらの間にお湯をためてパシャパシャパシャとされますよね? ていねいにお湯洗いすることで、汚れの7割を落とすことができます。また、このお湯洗いをしっかりすることでシャンプーの泡立ちもよくなります。
3.シャンプーの付け方
シャンプーを泡立てないで髪を洗うと、摩擦で髪が傷む恐れがあります。髪の長さ・毛量に合わせたシャンプーの量を調整しましょう。泡立ちが悪いときは、シャンプーの量が適量ではない場合があります。数回に分けてまんべんなく付けていきましょう。
4.シャンプー
指先の腹部分を使い、空気を入れるように泡立て、根元から毛先に向かって泡でほぐすようにやさしく洗いましょう。美容室のシャンプーのように左右の手を交互に小刻みに指を動かして、汚れを浮き上がらせるイメージです。「髪はやさしく!」「頭皮はしっかり!」と洗うのがコツです。その後、頭皮のすすぎ残しがないようにしっかりとすすぎます。
5.マッサージ(揉みほぐし洗い)
指を広げ、頭皮をつかんで揉みほぐすように洗います。地肌をつかんで動かし、毛穴の汚れを絞り出すように洗うのがコツです。慣れてくるとヘッドスパのようにツボ押し効果も得られます。マッサージをすることで頭の爽快感が違ってきます。
6.アフターシャワーリング(すすぎ)
すすぎ残しの無いようにしっかりとすすぎます。ほとんどの人がすすぎ不足の傾向があるので、すすぎも2分以上行ってください。プレシャワーリングと同じように、頭皮と手のひらの間にお湯をためてパシャパシャパシャと地肌をしっかりとすすぎます。
髪のコンディションチェックポイント
水分を取り、髪の状態を確認してみましょう。今の手触りが髪のコンディションです。トリートメント(コンディショナー)をつける前が素髪の状態になります。
石油系のシャンプーで洗っている人は、髪がきしんで指通りも悪くなっていませんか? きちんと自分の髪のコンディションに合ったシャンプーを選んでいる人は、うるおいとしなやかな指通りが感じられているはずです。長く使用していても、きしんだり、引っかかりが気になり、一向に髪質の改善が見られないようでしたらシャンプーを見直すタイミングだと思います。
リンスとトリートメントの違いとは?
リンスは、髪の内部構造に対して髪の外側(キューティクル部分)をおおう役目です。トリートメントは、髪の内部コルテックスの損傷部(空洞個所)に入りこみ、ケラチンなどのタンパク質を補給する役目になります。「リンスをすると髪がツルツルして良くなってる?」と思い込んでいる場合がありますが、あくまでリンスは「良く見せる」ものであり、実際には髪に栄養分は吸収されていないのです。
トリートメントのワンポイントアドバイス
トリートメントを手の平にとり、髪のダメージが気になる部分にまんべんなく中間から毛先に向かってやさしく揉みこんでいきます。トリートメントが足りない場合は少しずつ足していきましょう。髪の根元から毛先に向かっている構造のキューティクルは、濡れると開く性質があります。そのときの髪は摩擦に弱く、傷みやすくなっているので、トリートメントを付けるときも根元から毛先に向かってキューティクルを整えるイメージで付けていきましょう。
トリートメントは時間を置くべき?
トリートメントは髪の内部に浸透しなくては効果を引き出せません。そのためキューティクルの隙間から髪の栄養成分を入れ込む必要があるのです。濡れると開くキューティクルの特性をいかして、髪の内部に栄養成分を浸透させるため、時間を置く工程が必要になります。お風呂で3~5分置いた後に頭皮を中心にしっかりすすぎましょう。
▼自宅で髪質改善!ホームケア方法をもっとわかりやすく
毎日のシャンプーどれがおすすめ?
おすすめのシャンプーといえば、プロ仕様のサロン専売品として本物にこだわる多くの方に選ばれ続けているパルガのシャンプーです。髪と頭皮に自然な美しさをもたらす『アミノ酸サイクル』にこだわっています。髪と同じ天然由来のアミノ酸の中でも、上質なグルタミン酸を使っているので、髪と頭皮のうるおいを守りながら洗いあげます。パルガのヘアケアシリーズは、傷んだ髪が失ってしまった水分・油分・アミノ酸を毎日のご自宅シャンプーで補給して髪や頭皮を健康な弱酸性に導きます。
まとめ
洗顔と同じくらい大切な毎日のシャンプー。ご自宅で正しいシャンプーをすることは髪の汚れが落ちるだけでなく、髪や頭皮はどんどん健康になっていきます。
せっかくお気に入りのデザインカラーやパーマスタイルもパサつきが気になってしまったり、ヘアアレンジにコテやアイロンを使いたくてもダメージでうまくまとまらなかったり。髪に負担をかけてしまっている人やダメージが気になっている人は、ぜひ本物のアミノ酸シャンプーを使ってみてくださいね!
オススメシャンプー&トリートメント
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多くのヘアサロンに愛されてきたレラパルガ。
そのルーツは、今から約50年前から始まった
アミノ酸研究にあります。
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参照:Parga公式ホームページ
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